終わる2021、始まる2022。
やってまいりました。年に一度の総括記事。
今年はスカーレットネクサスの感想をブログに書いたので年一の更新じゃないぞ!! 更新頻度が倍だ! 1回から2回になっただけだけど。
とはいえ、今年も基本Twitterに垂れ流していたので特別ここに書くことはないんだけど、まぁログとして残しておこう。
【近況】
あまりにも何もしていないので書けることが無い……。
えっ、やばい、今年何をしたか全然思い出せない。
コロナも少しずつ収束していき、徐々に人通りが増えてきた。まだまだ予断を許さない状況だけど、2年前にあった「いつもの日常」が少しずつ見えてきている。
とはいえ、私は仕事がリモート勤務になるなんてこともなくずーっと出社してたし、コロナがどうこう関係なくあまり外出しない人間なので、他の人に比べるとコロナ渦の影響が少ない人間だったり。飲み会とかなくなるのは寧ろうれしいしな……。
ワクチンも接種したけど、2回目で副反応がガッツリ出てキツかった。熱が全然治まらず4日くらいダウンしていた。
あと歯が痛くて歯医者さん言ったら「親知らずです」と言われてしまい、抜歯しました。
もう本当にめちゃくちゃ痛かった……。抜いた後の方がずっと痛い。
あまりの激痛に食事をまともにとることも出来ず、しばらくゼリー飲料で過ごしていたら体重が4kgくらい減っていた。
というかこれ書いている現在もじわじわ痛い時があるので、貰った痛み止めでなんとかしてる。
抜糸したタイミングで「もう2か所親知らずありますけど、まぁ痛みが無いなら問題ないでしょう」と言われて震えた。下手したら後2回も親知らず抜く機会が訪れるかもしれないって……コト!?
【買ってよかったもの】
今年も色々買ったけど、その中で良かったものをずらずらと。
XP-Pen 液晶タブ Artist 13.3 Pro
ついに買ってしまった液晶タブレット。ここ数年で色んな商品を展開しているXP-PENの13インチのやつ。
Amazonのセールで安かったことと、surface pro3→iPadと液タブライクでお絵かきできる端末を使い続けてきたので、もう板タブには戻れないので購入。
特に不憫なところもなく使えている。やっぱり直接画面に描き込めるのは良い。ペンも軽いし。姿勢にだけは気を付けよう。
エレコム マウス ワイヤレス トラックボール ハンディタイプ
片手で使うハンディタイプのトラックボールマウス。若干慣れが必要な操作感だけど、かなりダラダラした姿勢でも使えるのがとてもいい。机に置く必要が無いので席立った時でも使えるのも良い。
机の上にエルゴノミクスマウスもあるのでガッツリ作業する時とかで使い分けてる。
ワイヤレスヘッドセット
ワイヤレスイヤホンを購入してからとにかくもう有線が嫌になってしまったので、PCや家庭用ゲーム機で使用するヘッドホンを無線にしたいと思って色々購入。というか3つも買ったのか……。
G533ワイヤレス7.1サラウンド ゲーミング ヘッドセット
エディオンのポイントが大分溜まっていたのでそれを利用してG533を購入。少し重いのがネックなんだけど、挿したらすぐ使えて良い。
ロジクールのアプリで色々設定を調整もできるけど、よくわからないので大していじっていない。あとやっぱり長時間使用しているとやっぱり重さが気になってくる。
でもおおむね満足。やっぱりワイヤレスは良い……。
PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット
PS5発売前からPS5の3Dオーディオが気になっていたので、店頭で見つけたときに衝動買いした。
元々PS4の時の純正ワイヤレスヘッドセットも気になっていたのだけど、軽くていいね。Switchでも使えるのでちょいちょい切り替えて使っている。
ただ結構メガネに干渉してしまうのが辛い……。それが無ければ完璧なんだけどなぁ。
ゲーミングヘッドセット G435
ノートPC買う際に周辺機器のオプションで購入。正直買うつもりは全くなかったのだけど、説明文に「ヘッドセット/軽量 165g」と記載されており、「いやワイヤレスでそんな軽いことある????」と衝撃を受けて調べてみたらマジでワイヤレスで165gらしいのでそのまま勢いでセット購入。
届いてみると箱の時点で笑うくらい軽いし、本体取り出してもモック品では?と思うレベルで本当に軽い!
ただ若干サイズが小さいので私の頭ではぎりぎりだった。眼鏡にも若干干渉する。とはいえ本当に少しだけだし、上述したPULSE 3Dに比べたら全然マシ。
あとPS4では使用できるんだけどSwitchではBluetooth接続のみとは思わなかった……。
ただそれでも挙げた不満点吹き飛ばす軽さが最高。購入したワイヤレスヘッドセットはみんな気に入ってるけど、一つ選べと言われたG435を選ぶかも。
AirPods Pro
ワイヤレスイヤホン沼に片足突っ込んだ結果、とうとう手を出してしまったAirPods Pro。Amazonでセールやってたので買ってしまった。
使ってみるとさすがApple製品との相性が良く、接続や他端末への切り替えなど色々楽ちん。特にアクティブノイズキャンセリングは外の音も取り込むモードもあったりして大変便利。ただ音量調節がイヤホン側で出来ないとは思わなかったなぁ。
とはいえ買ってからAirPods Proしか使っていないくらいには気に入っているので、今後もメインで使っていく。
ノートPC
色々あって作業部屋が手に入ったので、そこで使うために持ち運びできるノートPCを購入。買ったのはこれ。
キーボードの配置がちょっと変わっていて慣れが必要だけど、スペックも割と高くて満足しています。
カメラが内蔵されてるんだけど、WindowsHelloに対応しているので顔認証で起動できるのはすごい楽。デスクトップでも出来たらなぁと思って調べてみると、WindowsHello対応のカメラってお値段そこそこするのね……。
余談だけど、このノートPCが届いてからデスクトップの方の挙動が若干怪しくなってきているのが不穏……。やめてくれよ、君もまだまだ使うんだから……。
PlayStation5
PS5も今年に入ってようやく購入できた!! ソニーストアから抽選販売当選の連絡着たときはうれしすぎてどうにかなりそうだった。いざ届いてみると、話には聞いていたけどサイズがデカくてビビるなどした。
PS4よりさらに動作が軽く、起動時の音もすごく小さい。PS4Proは起動しているタイトルによってはファンが爆音で鳴っていてうるさかったんだけど、PS5は今のところそんなこともなく動いてる。
PS4と縦マルチで展開するタイトルも多いけど、同じタイトルでもPS5版だとPS4版より明らかにロードが早い。ウリにするだけのことはある。
デュアルショック4より少し大きくなったデュアルセンスに搭載されたハプティックフィードバックやアダプティブトリガーといった機能も楽しい。
一方で、PS4で出来ていたフォルダ機能が無かったりと今後の改善に期待する面もあり。
欲しいと思っている多くの人の手に渡ってほしいけど、いかんせん未だに在庫不足が解消される見込みが無いのが辛い……。
日本国内の累計販売台数も100万台突破したらしいけど、全く実感がわかない……。
今の状況が続いても良いことなど何も無いので、本当に一刻でも早く正常に生産・出荷される状況になることを願います。
Xbox Sries S
本命はSries Xだったのだけどどうしても買えず、たまたまMicrosoftの公式でSries Sが売っていたのでそのまま購入。PS5の時もそうだったけど、購入が確定したときは震えたな……。
Sries Sはサイズが小さいとは聞いていたけど、実際にティッシュ箱を一回り大きくしたくらいの大きさでかなりコンパクト。ディスクドライブが無くSries Xと比べるとスペックダウンするとはいえ、Sries Sもバリバリの現行機なのでこのサイズはかなりインパクトがある。
特に私はその前が初代XboxOneだったので余計にコンパクトに見えた。デカいACアダプタも無い!! さらばカステラ!!
最大出力解像度が1440pなのでネイティブ4Kという訳ではないが、実際に動いてるところを見ると全然きれいで、起動も早くクイックレジュームによる切り替えもサクサク。
ディスクドライブが無いのでディスク版のタイトルでは遊べないが、おそらくXbox Sries X|Sの購入者の大半が加入しているであろうXboxゲームパスを導入すれば遊ぶタイトルに困ることはない。月額1100円でHALOもギアーズオブウォーもForza Horizon5もスカイリムもFallout4も遊べる!
惜しむらくはSSDの容量が512GBであまりに心元無いことと、やはり今まで所持していたディスク版の資産が使えないのがネック。とくに後者はDL版が存在しない下位互換タイトルがあるので痛い。
本体容量は公式からストレージ拡張カードなるものが出ているので、それを挿せば増設できるのだけどいかんせん高い。普通にSries S本体とそんなに変わらない価格なので手が出しづらい……。
そんな感じなのでSries S購入した今でも機会があればとSries Xを狙ってはいるが、Sries Sもこれはこれで満足度が高い。というか、価格が3万円弱のゲーム機でForza Horizon5やMicrosoft Flight Simulator2020が動くのがすごいよ。
国内においてのXboxの状況、Oneの時に日本での発売が1年以上遅れることとなり結果として360時代に培ったシェアもほとんどPS4に奪われてしまうことになってしまい、日本ではXboxOne版はDL版のみ、あるいはリリースすらされないという状態だったのだけど、現世代機は日本の展開もかなり頑張っていて、販売台数にも結果が出ているのがうれしい。
Xbox Sries S、いいハードですよ。おすすめ。
Nintedo Switch有機ELモデル
ついに登場したSwichの上位モデル。
3DS → New3DSと違って処理能力等のスペックは変わらず、画面がサイズアップ&有機ELとなりスタンドやスピーカーの仕様が変わったもの。あとドック。
私は基本的にTVモードで使用していることがほとんどなので、すごく買い換えたい!という気持ちが強いわけではなかったのだけど、旧Swichはローンチ時に購入したものなので、もう4年半以上使用しているので新調したいなって気持ちもあったので購入。
実際に手に取ってみると画面の大きさは実感するし有機ELの画面はとてもきれい。
スピーカーの音も良くなってるなってわかるし、スタンドもかなり細かい調整が利くようになってる。
処理能力方面のスペックアップしなかったのは個人的に少し意外だったけど、Switchの特性を考えると携帯モードやテーブルモードがより快適になるアップデートが施されるのは正しい方向性だと思う。
新しいドックはついに有線LAN端子が標準で搭載されることに。ただし既存のドックにあったUSBは消えたので、個人的にはプラマイ0では?くらいの気持ちだったりする。
というか任天堂の据え置き機ハードは頑なに有線LAN接続が外付け対応だったのは何故なんだ。GCは時代的にまだしも、WiiU以降は標準搭載でも良いと思うのだけど。
そういえば旧ドックの背面にあるUSB、後々アップデートでUSB3.0になるよって発売前から告知されていたのだけど、いつ来るんだろうか。
しかし大方満足している有機ELモデルだけど、旧本体からの引っ越し作業は泡吹いて倒れるほど面倒で大変だった……。
正直今まで触ったどのハードよりデータ移行が大変だった。まさか3DSより面倒とは思わなかった。
昔からアカウントやネットワーク周りは弱いと言われてる任天堂ハードだったけど、Switchの次はどうなるかなぁ。
という訳でPS5やXSSに加え有機ELモデルのSwitchと、念願の新ハードは購入することが出来ました。ここまでゲーム機が買えなくなるなんて、少し前までは想像もしなかったな……。
まだまだ厳しい状況なので、早く改善されて欲しい。本当に……。
■良かったゲーム
今年遊んで印象に残ったゲームについてずらずらと。
正直今年はガツンとこれだー!って思えるタイトルがあまりなかったのだけど、単純に大してゲームで遊べていないのが原因な気がする。あと移植やらリメイクが多め。
今年もインディータイトルとか話題作がたくさんあるので、もっと遊んでいかないとな……。毎年同じようなこと思ってる気がするな……。
スーパーマリオ3Dワールド + フューリーワールド
元は2013年に発売されたWiiUのソフト。フューリーワールドといった追加要素とオンライン協力プレイを実装してSwitchに再登場した。
元々3Dマリオが本当に好きなので、WiiU版をプレイしたときはプレイ感覚の2Dマリオ感がすごく、とても切ない気持ちになりながら遊んでいたのを思い出したけど、時間が経った今遊ぶと素直な気持ちで楽しめたな。これはこれで楽しいね。
そして何より追加されたフューリーワールドがとても良かった。
3Dマリオでオープンワールドをやるとこうなる、というものが垣間見える作りで、本編と違い自由に探索しネコシャインを集めていくのがとても楽しい。
時間が経過するとマップの中央付近に存在するフューリークッパが登場し、一定時間暴れまわる。いつもと雰囲気が異なり、怪獣っぽく暴れまわるさまはかっこいい。
フューリークッパが帰っていくと、倒した敵も復活する。ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの赤い月みたいな感じ。
そんなフューリークッパにはこっちも巨大化して応戦だ!
ギガベルと呼ばれるデカいベルを入手すると、マリオがギガネコマリオとなり巨大化する。ネコというよりライオンだな。
ギガベルの解放にはネコシャインを集める必要があるため、ネコシャインを集めながらフューリークッパが出現したらギガベルでギガネコマリオに変身して戦う……といった感じでゲームを進めていく。
スーパーマリオオデッセイで一つの到達点が見えた3Dマリオの「次」が垣間見える作品。いやでも次の作品への期待が高まるぜ……! 楽しみに待とう!
ASTRO's PLAYROOM
PS5にプリインストールされているタイトル。PS5のコントローラーであるデュアルセンスの機能を駆使して遊ぶアクションゲームだ。
触ってるとハプティックフィードバックによる振動も移動する地面や殴った敵の質感で変化するし、アダプティブトリガーについてもゲームを進めると銃や弓を装備でき、R2トリガーを押す感触が装備しているものによって変化する。
PS5の売りであるローディングの短さもリトライの速さで体験できるし、6軸センサーによる傾き操作やタッチパッドなども使用した操作も搭載されているので、PS5のコントローラーであるデュアルセンスの機能を本作でフルに体験できる。
それらのネタが適当な一発ネタではなく、アクションゲームとしてより面白くするためのアイディアとして詰め込まれている。
機能面もすごいけど、ステージの歴代PSネタの詰め込みっぷりもすごい!!
各ステージには歴代PSで発売された人気タイトルのオマージュが至る所に詰め込まれている。
メタルギアソリッドやFF7といったメジャータイトルはもちろん、まだ新しいタイトルであるデスストランディングや、ぽっちゃり☆プリンセスといったダウンロード専売タイトルのネタもあったりするぞ!
お前は…ビブリボン!?
本当にたくさんのタイトルのネタが仕込まれているのでそこを見ているだけでも全然飽きない。中には新作が途絶えてしまったタイトルもあるのでちょっと切ない気持ちになったりもする……。
また、道中やステージクリア時にアーティファクトと呼ばれるアイテムを入手できるのだが、これを手に入れると歴代PSハードや周辺機器を自由に閲覧できるようになる。
アーティファクトはゲーム中に入手できるコインを使って回せるガチャでも入手でき、かなりの数が用意されていてる。
PS5クオリティで描かれた歴代プレイステーションを嘗め回すように観察することが出来るぞ! タイトルだけでなく、ハード面の歴史も体感できるのだ!
裏面が青色の「PS2専用CD-ROM」もあったりするぞ! 存在自体知らない人もいるんじゃないのかこれ。
アーティファクトは攻撃すると起動音が鳴ったり画面がついたりと色んな反応を見せてくれるので、集めがいがあるし楽しい。初代PSを殴るとあの音が鳴るぞ。
PSVRを殴ると両目のディスプレイからゲーム画面が映し出され、トロフィーが獲得できるのだが、
トロフィー名が「プロジェクトモーフィアス」なのも本当に細かい。「プレイステーションVR」という名前が出る前に発表されていたプロジェクト名ね。
ステージにはアーティファクトのほか、パネルと呼ばれるパズルのピースみたいなものが配置されているんだけど、これを集めるとプレイステーションラボの壁面のイラストが解放されていく。こちらもプレイステーションの歴史が髣髴とさせるものになっているぞ。
先ほど説明したガチャではアーティファクトやパネルだけじゃなく、フィギュアのようなものも出てくる。こんなものまでネタが詰め込まれてるからすごい。
これはプレイステーションのロゴを選定している様子を描いたフィギュア。没デザイン案まである!
ゲーム部分、アーティファクト、壁画、ありとあらゆるところにちりばめられたプレイステーションネタが本当に楽しく、「プレイステーションの歴史」がぎゅうぎゅうに詰め込まれたタイトル。
遊べば遊ぶほどに、ゲームのどこを切ってもプレイステーションが溢れてくる。こんな密度の濃いタイトルがプリインストールなのが信じられない。
ラスボスにも興奮した。知らない人も多いと思う細かすぎるネタだけど、これをラストに持ってくるのが最高。
本作を体験できただけでも「PS5買ってよかった……」ってなれるクオリティ。PS5入手することが出来た人はぜひ触ってほしい。ほんとにすごいぞ。
まぁ、PS5を入手することが2021年12月の現在で一番難易度が高いのだけど……。
ウマ娘 プリティーダービー
本当に長い開発期間を経てついにリリースされたウマ娘。今までいろんなスマホアプリがリリースされてきたけど、ここまで発表からリリースまで長いタイトルはなかったのでは。
ただ、長い開発期間なだけのことはあるくらいにはあらゆる部分の完成度が高くて圧倒される。グラフィックはもちろん、演出やSE、ゲームのテンポに至るまでとにかく完成度が高い。
育成ゲーは苦手なのであまりガッツリプレイしていないのだけど、たまたま引けたナリタタイシンがとにかくかわいい……。
最初はかわいい子が来た~くらいの感じだったんだけど、育成シナリオがとても良くてすごく好きになってしまった。
ぬいぐるみをぎゅっとするタイシン。
タイシン…………………………………………………………………………………………………………。
モンスターハンターライズ
ワールドで世界的に大きく飛躍したモンスターハンターシリーズの最新作。
正確に言うとSwichは携帯機ではないのだけど、ポータブルシリーズの流れを汲む作品でもある。
ワールドでも実装された広大なフィールドはそのままに、翔蟲を駆使したアクロバティックなワイヤーアクションがとても楽しい。高い所も自在に駆け上がり、空中から門スターに奇襲を仕掛けるといったことも出来る。もちろん回避にも利用できるぞ。
前作あったモンスターに乗るアクションは翔蟲を駆使した「操竜」に変更。モンスターを拘束し、制限時間内は自在に操ることが出来る!
ほかの大型モンスターがいた場合、操ってそいつに攻撃させることも出来る。バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!
オトモとして新しくガルクという犬が追加され、乗ることで速い速度でフィールドを駆け巡ることが出来る。
ガルクと翔蟲を駆使してアクロバティックにフィールドを駆け抜け、大型モンスターと戦うのは今までのモンハンに無い爽快感だ。
前作ワールドから大きく強化された人物のグラフィックは本作でも健在。
本作の受付嬢であるヒノエ・ミノト姉妹は美しく、茶屋の看板娘ヨモギちゃんはかわいい。男性キャラもかっこよくていいね。
前作が発売されたPS4と比べるとスペックが劣るSwitchでの発売だけど、フレームレート含め高水準のグラフィックを維持しているのはすごいね。
ひとまずエンディングを見たところで止まっているけど、来年夏には拡張コンテンツも控えているし、私も少し再開してみようかな。
A Short Hike
今年発売されたタイトルではないけれど、遊んだのは今年なので挙げておく。
実はSwitch版配信当日に買ってたのだけど、ずっと積んでいて電ファミの記事がバズったタイミングでプレイしたらとても良かった。
主人公は鳥の少女クレア。親戚のおばさんに連れられてホークピーク州立公園を訪れる。
しきりの携帯の電波を気にするクレアだったが、自然に囲まれた島の中は電波は届かない。クレアは携帯の電波が入る場所を求めて「ホークピーク」と呼ばれる山の山頂を目指すことに……というのがあらすじ。
ホークピーク州立公園は一つの箱庭のようになっていて、そこにはクレア以外にもさまざまな動物たちがそれぞれのひと時を過ごしている。
彼らは話しかけると気さくに会話してくれて、ゲーム中のヒントや何のとりとめもない話をしてくれたりする。
動物たちとの交流も必ず行わなければならないといったものではないが、話しているといろんな遊びに誘われ、それがチュートリアルの役割を果たしていたり、すこしほっこりとした気持ちなったりするのが心地よい。
基本的には山頂にたどり着ければクリアなのだが、他の動物たちと交流しいろんな遊びをこなしていると、山頂を目指すための術が自然と身についていく。
とはいえ、ホークピークの山頂はなかなか険しい道のりとなっており、いくつもの困難が待ち受けている。
それらを乗り越え山頂にたどり着いたとき、クレアは何を見るのか。
大きな事件や伏線がある作品ではないし、クリアするだけなら1時間くらいで終わるボリュームだが、それで済ませてしまうのはもったいない。
色んな場所へ行き、遊び、様々な動物たちと交流しながら、この暖かな一人の少女の夏の冒険を満喫してほしい。
NieR Replicant ver.1.22474487139...
2010年にPS3で発売されたタイトルのバージョンアップ作品。
元の作品からアクション面やグラフィックが強化され、新たにシナリオやエンディングが追加された作品。
元のPS3版もプレイしたことはあるが序盤でやめてしまったのだけど、以前発売されたニーアオートマタが好きだったので再チャレンジのつもりでプレイ。
グラフィックは、特にメインキャラが大幅に強化されており、幼少時の主人公なんか一目でわかるくらいには別人になっている。とはいえ、全体的にPS3版の雰囲気を崩さない形で作り直されているので、PS3版が好きだった人でも違和感ないはず。
アクション部分もPS3からかなり手が加えられていて明らかに手触りが違う。白の書が放つ魔法を駆使しつつ敵を蹴散らしていくのが爽快な作りだ。
メインシナリオ、噂には聞いていたけどまぁ鬱屈とした内容が多くて「このゲーム作ったやつ性格悪いのでは!!?」ってなったりした。
少年編と青年編の2部構成で、少年編だと丸く収まっても青年編で……という感じで、プレイしていると感じられる「嫌な予感」がそのまま的中する。なんでそんなひどいことするの……。
追加された「人魚姫」のシナリオはかなり良かった。本編のシナリオでは一番好きだな。
全部のエンディングを見るには4周くらいしないといけないのだけど、2周目・3週目で明かされる真実も。先に挙げた人魚姫も、2周目・3周目でよりつらいものに……。
もうだいぶ有名だけど、○○○にも影響するあのエンディングはやっぱり強烈だった。そこまで踏み込んでくるか。
そしてそれを乗り越えた先にある追加エンディング。
小説版が元になっているみたいだけど、かすかに希望を感じさせるもので良かった。
個人的にはゲーム的にもシナリオ的にもオートマタの方が好みだったけど、それでもプレイできてよかった。
ニーアシリーズはリィンカーネーションが運営中だけど、今後の展開はどうなるんだろうね。
BIOHAZARD VILLAGE Z Version
サバイバルホラーの金字塔、バイオハザードシリーズ最新作。
7のようにタイトルロゴに「VIII」が隠れているが、7と違ってタイトルにはナンバリングが付かなかったのがちょっと意外だった。
グラフィックはすさまじく、色んなロケーションを巡ることが出来る。
敵クリーチャーの肌の質感やマップの雰囲気も抜群。いかにも「何か出そう」な感じが良く出ていて、一歩進むのも躊躇われるくらい怖い。
ただ、ホラーであることを強く打ち出した前作と違って、本作はサバイバル色とアクションとしての楽しさ・気持ちよさを強化したゲームになっている。シリーズの雰囲気は4が一番近いかも。
高難易度でなければ弾薬も結構数入手できるし、謎解きの難易度もちょうど良くて遊んでいて面白かった。
「バーイオ、こわくなーいよー♪」なんて陽気に歌う人形劇をプロモーションとして出してたけど、実際前作7の方が怖かったかな。
ただ、全体的な怖さとしては7の方が上なんだけど、怖さのピークとしては本作だったな。ベビー怖すぎる……。
というか人形劇「バイオ村であそぼ♪」また見たいなと思って調べたら、もう非公開になってるじゃん! 期間限定公開だったの!?
PS5版でプレイしたんだけど、ロードが皆無だったからかなりストレスフリーだった。
クリア後に色んな配信者の実況を見たけど、ロード画面が表示されていて「あ、本作ロード画面って存在したんだ」って思うくらいにはローディングが無かった。
アクション面も良かったけど、シナリオもとても良かった。
1や5、6の主人公であるクリス・レッドフィールドの襲撃を受け、妻のミアを殺害され娘のローズマリーはさらわれてしまう。
イーサンは娘を取り戻すため、「ライカン」と呼ばれる化け物が蔓延る、邪悪と狂気に満ちる村で奮闘する、という物語。
前作を経験しているからか、イーサンがめちゃくちゃパワフルになっていて多少の困難にはものともしないのが強すぎる。Z指定バージョンで遊ぶと序盤でいきなり指欠損したり腕に刃物突き刺して吊るされたりするのに全然ひるまない。回復薬バシャバシャ浴びてなんとかなったみたいな雰囲気出したときは笑った。
それでも本作終盤のイーサンはとてもかっこよかった。「イーサンの物語の完結編」と謳われるにふさわしいシナリオだったと思う。
クリス襲撃の理由とは、娘が狙われるのはなぜなのか、そしてイーサン自身の秘密とは。
これは、強大な敵や恐怖にも臆せず、ただ娘を救うために戦う「最高のパパ」の物語である。
SCARLET NEXUS
言いたいことは過去記事で書いたのでそちらで。
色々とひっかかる所もあったけど、完全新規タイトルとして粗削りながらも良く出来ているので、興味ある人は遊んでみてほしい。いいゲームですよ。
ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD
2011年にWiiで発売されたゼルダの伝説シリーズのタイトルをHDリマスターしたもの。
シリーズの時系列において最古の時代を描いており、マスターソードの誕生とゼルダの世界のはじまりが描かれる。
原作は本当に大好きで、HD版が発表されたときはすごくうれしかったな。
グラフィックがきれいになっただけでなく、Switch Liteでも遊べるようにスティック・ボタン操作にも対応。
ただ、個人的にスティック・ボタン操作はあまりしっくりこなくて、ずっとジョイコン操作でプレイしていた。
ジョイコンが剣と盾にそれぞれ連動しており、右のジョイコンを振ることで実際に剣を振ることができる。左のジョイコンを振ると盾を突き出して敵の攻撃をはじくことが出来るぞ。リンクと一体となった直感的な操作が楽しい。
久しぶりに遊ぶと序盤のゼルダとリンクが思っていた以上にイチャイチャしている。
そりゃバドさんもそう言う。
バド、本当にいいキャラなんだよな……。終盤は本当にかっこいいんだ。
HDで見るギラヒム様も気持ち悪くて最高。
ゼルダの伝説シリーズにおいてもっとも古い物語は、今遊んでもすごく良かった。エンディングはやっぱり泣いてしまう。
ブレスオブザワイルドを遊んだ今に遊べてよかった。ブレスオブザワイルドの続編も楽しみにしています。
新すばらしきこのせかい
今から約14年前にニンテンドーDSで発売された「すばらしきこのせかい」待望の続編。
今までスマホやSwitchに移植等はあったけど、今年に入ってTVアニメが始まり続編も発表されるなど、いきなりうれしい発表がドドンと押し寄せて頭がおかしくなりそうだった。
あまりにも久しぶりの新作なので、「前作の伏線は回収されるのか?」「DSやスマホのタッチ操作は使えないけど戦闘どうするんだ?」などと色々不安なところもあったりしたんだけど、蓋を開けてみるとそれらすべてを吹き飛ばすほど完璧な続編で本当に良かった。
メインキャラは敵を含めてどれも個性的で良かった。
主人公のリンドウや、親友のフレットなんかも2021年の若者が抱える悩みをそれぞれ抱えている。
長い期間があいて発売された続編だけど、妙な古さを感じさせない現在の日本を描いた作品になっている。
グラフィックは2Dから3Dに変わるも、前作の独特な雰囲気はバッチリ出ている。
見てこのすごいパースの背景。移動するとぐぐっと変化するので楽しい。
メインキャラや背景のみならず、モブやショップの店員のグラフィックもすごく凝っている。女性店員はかわいい子が多く、何度も店に通って商品を購入していくとだんだんと対応が親しくなっていくのが良い。
諸星サヨコさん好き……。
ゲームを進めるとキャラクターボードと呼ばれるシステムが解放され、ポイントを消費して色んな要素を開放できる。
キャラクターボードにはメインキャラや敵対するキャラだけでなく、上述したショップの店員やサブイベントに出てくるキャラなんてものいたりする。
解放するとそのキャラの情報が閲覧できるんだけど、ここでしか知りえない情報がたくさんあるので見ていて楽しい。
戦闘システムは○×△□とL2R2(PS4版)にバッジを振り分け、該当のボタンを押すことでバッジの能力を発揮し戦うシステムとなった。
前作のようなタッチ操作の忙しさではなくなったけど、様々な能力を駆使して忙しく戦う感触は残っていて、そこが楽しい戦闘システムだ。
バッジにはクールタイムのようなものが設けられているので、一定時間使うと再チャージするまで使えない。なので考えなしにガシガシ使ってると、使える能力が無くなって何もできない!なんてことにもなる。
それらを考慮しつつ敵にコンボを決めていくのが気持ちいい。
前作で大好評を得て、様々なサントラが展開された音楽は今作でも同様に素晴らしい。
新規楽曲はどれも気に入ってるけど、特に好きなのはやっぱりOPに使用された「NEW GAME」かな。テンション上がるぜ。
OP映像もめちゃくちゃかっこいいのでぜひ見て欲しい。
前作の良さを昇華させ、現代のゲームとしてパワーアップ。
シナリオ、グラフィック、音楽で多種多様な価値観が集合しているさまは現実の渋谷のようであり、今の時代を生きる人たちを描いている。
色々仕様が変わったところも多いけど、その変化も含めてまごうことなき「すばらしきこのせかい」の続編だと思う。
シナリオは完全に前作からの地続きなので、せめてTVアニメくらいは見ておいた方がいいかもとは思うけれど、主人公のリンドウや仲間のフレット、ナギが前作の出来事を全く知らないまま物語が進むので、本作から入っても楽しめると思う。体験版もあるのでぜひ。
前作の事が気になったらその時にSwitch版やTVアニメに触れると良い。
久しぶりの新作がうれしくて、ずっとこんな感じで遊んでいた。
久しぶりに訪れた渋谷はとても刺激的で面白かった。続編として本当にここまで素晴らしいものが出てくると思ってなかった。本当にありがとうスクウェア・エニックス。
テイルズオブアライズ
テイルズオブベルセリアから5年以上の時間を経てついに発売となったテイルズオブシリーズの家庭用ゲーム機最新作。
グラフィックと演出面が過去作と比べて大きく強化されてて、初HD機で展開されたヴェスペリアや頭身が大きく上がったエクシリアぶりに「次世代」感を感じたのは良かったな。早くフォトモード追加してくれ。
シナリオに関しては蓋を開けてみれば割とテイルズオブシリーズの王道を地で行く感じだったけど、演出面が強化されて見ごたえあるのと、アプローチの仕方が今までと少し違ってたりしてたので最後まで楽しく遊べました。良かった。
「痛みを感じない男と触れると痛い女」って設定の時点でもう直球でボーイミーツガールやります!!って感じの主人公とヒロインであるアルフェンとシオンだけど、ちゃんとそれにちゃんと応えているシナリオになっている。というか、こいつら歴代一のバカップルでは?
アルフェンが割と天然なので中盤以降はほんとこいつ隙あらばのろけイチャつく……って感じだったし、シオンは古き良きツンデレだし、大変いいですね……。エンディングも感無量。そういうのもっとちょうだい。
ロウとリンウェルもかわいかったし、テュオハリムとキサラも好き。
しかし今作、グラフィックの出来が良すぎるので、アニメパートが逆に違和感がすごかったな……。ここ最近の家庭用タイトルのアニメパートを手掛けたufotable制作だけど、いつもとキャラデザも違ったし。
回避が主体になった戦闘も最初は戸惑ったけど、キャラ固有のアクションを駆使しつつ、ゲージが続く限り連携し、ブーストストライク(とどめの必殺技)で決めるのは気持ちよく、秘奥義も各キャラに2種類ずつ用意されていてどれも演出が良くて決めると楽しい。
ブーストストライクで一番好きなのはやっぱり「灼熱のバーンストライク」ですね……。一番最初にプレイしたテイルズがD2なので……。
ただ、今まで遊んだテイルズの中でも特に難易度高いと思った。ノーマルの雑魚戦でも十分強い。味方AIもひどい訳ではないけど、そんなに賢くもなくて所々ちょっとしんどかったな……。
回復アイテムの重要度が高い上に販売価格も高く、ガルド(お金)は基本戦闘では得られないので序盤はマジで1、2個買うのも一苦労という。そしてCP(回復する際に消費されるポイント)はすぐ尽きる。
とはいえ、難易度ノーマルでシナリオ中にゲームオーバーになることはなかったので(サブクエなど横道では普通に死ぬ)、良いバランスなのかもしれない。
なんにせよ久しぶりの家庭用新作だったし、発売までにこれだけ時間がかかるのも分かるくらいには一つのタイトルとして全方位に強化されていたので、満足です。楽しかった。
今年の個人的GOTYを選ぶなら本作かな。
好きなシリーズの最新作が面白いのは、とてもうれしい。
LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶
言わずと知れた国民的スター木村拓哉さんを主役としたジャッジアイズシリーズの続編。
ずっしりと重いテーマを描く本編に加え、新しく追加されたユースドラマや本編とは関係のないサイドケースで主人公の八神を中心に様々な人や町を魅力的に描いていく。
ゲーム序盤で学校に潜入するのだが、そこから「ユースドラマ」と呼ばれるシナリオを始めることが出来る。
色んな部活動にかかわりながらミニゲームをこなしたりして、学園に潜む問題を紐解いていく。「ダンスなんてしたことないぞ!?」と言いつつぶっつけ本番でバシっと決める八神が見れるぞ。
前作にあったサイドケースは本作にもある。
本編がかなり重い分、こっちは割とハチャメチャなものもあって楽しい。
これは下着泥棒にパンティーを突き出す八神。今作でも数々の変態と戦うぞ。
本作のみならず龍が如くシリーズや前作でも思ったけど、神室町も異人町も治安最悪過ぎて笑う。
異人町なんて到着した瞬間に学生が問題起こしているシーンに遭遇するし、チンピラのエンカウント率も高め。
学生ですらこんな感じで八神の前に立ちはだかる。「人の骨ブチ折ってみたかった」って何???????
しかし本作最大の魅力はやはりメインシナリオにある。
前作のテーマが「認知症」で今作は何を描くのだろうと思ってたが、テーマはズバリ「いじめ」。
いじめという人間社会が抱える深く大きなな闇の中で、それぞれの信念と正義が八神の前に立ちふさがる。
それでも決して諦めず真実を追求する八神の姿が真っすぐプレイヤーに響く。スタッフロールで流れる楽曲の歌詞である「お前らのせいだ」が深く突き刺さってくる。
本編終盤の「ここであんたを説得し続ける」というセリフは、前作を経た八神だから出てくる言葉だと思う。
前作でもそうだったけど、顔も声も木村拓哉なキャラクターがプレイしていると「八神隆之」という一人の人間にしか見えなくなるのがたまらない。かっこいいぜ八神。
シリーズ通して答えのない重いテーマを描いてきた作品だけど、もし次回作があるなら何をテーマにするんだろう。
実をいうと本編をがっつり進めていて、もう一つの本編ともいえるユースドラマはほとんど触っていないので、時間を見つけて触れていこう。こちらも楽しみ。
メトロイド ドレッド
約15年ぶりに発売された2Dメトロイドシリーズ最新作。PV等にはナンバリングも付いていて、前作メトロイドフュージョンに次ぐMETROID5だ。
メトロイドシリーズはプライムも含め全く触れていなかったのだけど、本作発表時のPVを見て気になったので、メトロイドゼロミッション、スーパーメトロイド、メトロイドフュージョン、メトロイドサムスリターンズとプレイしていった。本作含めてどれも面白かったな。
本作はサムスリターンズと開発元が一緒とのことで、サムスリターンズがかなり高難易度でヒーヒー言いながらクリアしたのでかなり戦々恐々としていたのだけど、実際本作も結構な高難易度だった……。
ロード中にゲームのヒントが表示されるんだけど、「ボスに苦戦したら」のヒントがこれ。ヒントになってるのかこれ!?
とはいえ、実際しっかりと攻略法が用意されているし「こんなのどうやって倒せばいいの!?」となるボスもリトライを繰り返すうちに徐々に渡り合えるようになるバランスはさすが。
ハードスペックが向上したことでグラフィックはもちろん、アクションがよりスムーズにつながるようになり主人公のサムスをキビキビ動かせるのが楽しい。メレーカウンターも前作より決めやすくなったような気がする。
ステージではサムスを追い掛け回すE.M.M.I.という敵が徘徊しているので緊張感がすごい。
基本的にこちらの攻撃が全く通じない上に、捕まって攻撃されると一撃でゲームオーバーだ。サムスを見つけると形相を変えて追い掛け回してくるので怖い!
E.M.M.I.が行動できる範囲は限らているのでそこから脱出するか、ファントムクロークというアビリティを使用して隠れたりしながらやり過ごそう。
ただ、そんなE.M.M.I.も捕まったら一発でアウト……という訳ではなく、メレーカウンターで抜け出せるようにできてるのも良い。カウンターのタイミングは毎回変わるのでボタン連打では決して抜け出せないけど、最後まで諦めないものに道は開かれるのだ。
とはいえタイミングは本当にシビアなので、狙って出来るのか!?って感じではあるんだけど。めちゃくちゃやりこんだ上手いプレイヤーは出来るんだろうな……。
ステージの探索も、ゲームを進めてアイテムやアクションが増えていくと行動範囲がぐっと広がっていくのが楽しい。
「このアイテムを入手したから……以前見かけたあそこ行けるようになるんじゃないか!?」というのが至る所にちりばめられてる。パルスレーダーというアビリティを使用すると破壊可能なブロック等が可視化されるので、意外なところに道があったりする。そういう探索が楽しい。
数々の強敵との戦闘、こちらの攻撃をものともしない敵に追い掛け回される恐怖、アイテムやアクション、アビリティを駆使して探索する楽しさがかなり高いレベルでまとまっている。
最近はインディーゲームでも「メトロイドヴァニア」と呼ばれるジャンルのタイトルが多いけど、本家はさすがレベルが違うわと思える完成度。
シナリオは前作フュージョンからの地続きだし、サムスの物語としての集大成感があるものなので過去作をプレイしている方が楽しめるけど、まぁアクションゲームとして楽しいので本作からでも問題ないかな。
体験版も配信開始されたので、気になる方はぜひ。
ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド
ポケモンの何かしらの発表があるたびにトレンド入りしていたダイパリメイクがついに登場。
過去のリメイク作であるFRLGやHGSS、ORASと異なり、本編とは別のフォーマットでのリメイクで、去年発売されたソード・シールドと異なりかわいらしいデフォルメでシンオウ地方が表現されている。
ソード・シールドのような高頭身だったり等身大に表現されたフィールドではないけれど、これはこれでかわいらしくて好き。
基本的には原作であるダイヤモンド・パールをそのままリメイク。以降の作品で変更されたわざマシンやポケモンセンターの仕様なども変更されずそのまま。
その代わり秘伝技はポケッチと呼ばれる腕時計のアプリで使用できるようになったり、ソード・シールドと同様にメニュー画面からボックスの移動ができるようになっていたり、細かい所で最新作の仕様が反映されている。
その一方で原作にあったゲームコーナーは無くなり、「ファッションスタイル ゆびをふる」というお店に代わり、主人公の衣装を購入・切り替えることができる。
ソード・シールドほどの自由度は無いし、数自体も少ないんだけど色んなスタイルに切り替えられるのは楽しいね。
ゲームを進めると手持ちのポケモンを連れ歩き出来るようになる。
動きの遅いポケモンを連れ歩きすると、ノシノシ歩いてなんともかわいい。
あと原作に比べるとトレーナー戦、というよりジムリーダー戦が大分難易度上がっている。特にチャンピオン戦はかなり高難易度になっててびっくりしたな。
バグが多くTwitterでも多数報告されているけど、私は一度もそれらしい挙動には遭遇しなかったな。アップデートも何度か実施されているので、いくつかは解消されているかも。
まだまだアップデートを控えてるみたいだし、個人的には普通に楽しい作品になっていると思うので、シンオウ地方に行きたくなった人はぜひ。私も久しぶりのシンオウは楽しかったな。
来年に出るレジェンズも楽しみ。
■良かった映画
今年見た映画の中で良かったものをずらずらと。
去年に比べると多く見れたけど、それでも全然映画館に行けなかったなぁ。来年は今年よりも多く見るようにしたい。
シン・エヴァンゲリオン劇場版
ついに公開された新劇場版完結作。
どういうものになるのかもわからず、予告もあんまり見ていない状態で公開初日に見に行った。
新劇場版どころかTVアニメや漫画版などあらゆる展開を巻き込んでの盛大な卒業式って感じで、熱心に追っていたわけではないけど、TVアニメも新劇場版も漫画も読んだ身としてはかなり感無量な作品だった。特にクライマックスのシンジとゲンドウの会話は本当に良かった。
ここまで辿り着くのに長かったけど、それでも辿り着けて良かった。一つの時代の終わりを体感できてよかったと、そう思った。
あと公開直後に放送された庵野監督のプロフェッショナルもすごかったな……。もうあの放送含めての完結編だよ。
ゴジラVSコング
コロナの影響で延期され、ようやく公開されたモンスターバース最新作。蓋を開けてみると前作に負けず劣らずのハチャメチャ怪獣映画で大変満足でした。
前作KOMのゴジラがすごすぎて「コングこんなやばいのとどうやって戦うの!?」ってなってたんだけど、コングはコングでパワーアップしてて白熱の怪獣プロレスを繰り広げてくれてとても良かった。ゴジラもコングもカッコよくて満足。
もうフィギュアの情報も出てるから名前出すけど、メカゴジラとの最終戦も良かったな。コングアックス強すぎる。
地上に空いた大穴と地下世界がつながった時はバカすぎて笑ってしまった。でも好き……。
スーパーヒーロー戦記
事前情報で「鈴木福さん大変そうな役どころだなぁ」なんて思ってたら、蓋を開けてみるとまさかの「石ノ森章太郎」役という、「鈴木福さん、本当に大変な役だな……!」ってなった。
全体的にメタ要素のある平ジェネFOREVERやジオウOQの流れを汲む作品。
最後の本郷猛と石ノ森章太郎の会話、本当に短いものだったけど本郷猛演じる藤岡弘、さんの演技がとても良かった。多分藤岡さんご本人の気持ちも大分表に出ちゃってるのを感じるのだけど、そこがとてもぐっときた。
劇場版 呪術廻戦0
クリスマスイブに公開された純愛映画。
劇中の決戦も12月24日の出来事だし今日行くしかねえと思い、初日に見に行った。
アニメの祈本里香、作画の良さも相まってあまりにも魔性の女すぎる。あのビジュアルと花澤香菜さんの声で結婚指輪渡してくるんだもんな……。
乙骨、正直最初は緒方さんが演じられると聞いたときは違和感があったんだけど、見てみると全然良かったな。最終決戦での覚醒シーンは鬼気迫る演技で圧倒される。
原作でも思ったけど0の夏油傑あまりにうさん臭すぎて笑う。
宗教団体のシーンもだけど、狗巻とパンダ一蹴した後に涙流しながら歓喜するシーンやばいよね。
色々と原作に無い追加シーンがあったのも良かった。五条と夏油の関係性もよりわかりやすくなってるし、大幅に追加された戦闘シーンの迫力もすごい。
鬼滅の刃に続き今年大変話題になった作品の劇場版だけど、原作自体が本編より前の時間軸、かつ本誌連載前に短期集中連載で描かれたもので、呪術廻戦への入り口としても適した作品なので、原作やTVアニメを見ていない人でも興味あればぜひ。
■来年に向けて
しごとやめたい……。
いきなり情けないことを書いてしまった。
別に仕事で特に何かあったわけではないんだけど、今年後半から勤務先が元の場所に戻って通勤距離が文字通り2倍になったので行きも帰りもしんどい。
去年は緊急事態宣言と重なったことで人通りも車の交通量も少なくてとても楽だったのだけど、今はもう大分元に戻っていてただただしんどい。
よく分からないけどもう日常生活を繰り返しているだけで体力的にも精神的にガリガリ
削られていく感覚がある。体が動かん……。
ただ怠けているだけなのは重々承知しているので、ひとまずもう少し頑張っていこうと思ってはいるんだけど、いつ糸が切れるのか分からなくて怖いな。
というか辞めたところで今の私じゃあ次の仕事なんか絶対見つからないと思うので、辞めちゃうと急速に死が近づいてくるな……。
来年以降も楽しみはいっぱいあるし、それで頑張ろう。
ゲームも楽しみ。ポケモンレジェンズとか、エルデンリングとか気になるよね。
映画も楽しみ。シン・ウルトラマンとか。ゆるキャン△の映画も来年だ。
まぁ、ゆるくやっていこう……。来年もよろしくお願いします。